「長野県上伊那郡辰野町出張 第77回ほたる祭り編」

  • 9:00   自宅より車で出発!
  • 12:30  上伊那郡辰野町到着
  • 13:00  お昼ご飯
  • 14:30  現地調査
  • 17:00  信州辰野ほたる祭り
  • 19:00  夕飯 ~ 宿泊
  • 翌11:00 月夜野こまもの店でお茶
  • 12:00  出発
  • 16:00  帰宅

本日は、長野県上伊那郡辰野町に出張です。

物件調査のついでに地域のお祭りに参加して感じたことをアップします。

お付き合いくださいませ。

経営者が別荘を所有する理由

別荘を所有している経営者の方がよく言われることがあります。

別荘に居る期間は、日常を全てシャットアウトすることで頭の中をリセットできるという話です。

会社の人や友人と一切連絡を取らないことで、冷静に過去の仕事の振り返りや今後の戦略を立てられるそうです。

中には、家族とも連絡を取らないという経営者の方もいます。

なるほど。と感じる部分もありますが私には家族と連絡取らないことまでは難しそうです。 皆さんはどうでしょうか

「信州辰野ほたる祭り」で感じた地元のエネルギー

長野県にある辰野町という人口18,000ほどの町のお祭りを見てきました。

調べたところ65歳以上の高齢者割合が40%近くあり、今後も人口減少が加速していく町です。2025年6月時点

地方は、日本全国ほとんど同じような状況ではないでしょうか。

「日本の将来はどうなってしまうのか?」と悲観的になる方もいるかもしれません。

しかし、お祭りに足を運んでみると、地域の活力や可能性を感じました。また、日常をシャットアウトして頭をリセットするという、経営者の方と同じような体験をするとともに、日本の良さを改めて知るきっかけにもなりました。

写真のセンスが全くないわたしが撮影したのですが、なにか癒されると思いませんか?

わたしはこの光景を目にしてリセットできた気がしました。

私は長年、東京の浅草に住んでいるので身近なお祭りといえば「三社祭」です。

「オイサー、オイサー」「てめえコノヤロー」「○○すぞ!」

けんか祭りと言われるだけあり、数々の大立ち回りを見てきました。

正直、どうしてお祭りで殴り合いになってしまうのか未だに分かりません(お好きな方には差し障りあるかもしれません。価値観は多様ということでお許しください)

三社祭と地方ののどかなお祭りとのギャップでより良さを感じたのかも知れません。

地方のお祭りというと知名度のある、よさこい祭りや祇園祭、ねぶた祭りなど賑やかお祭りを見に行かれる方は多いのではないでしょうか?

知名度のあまりない小さな町や村のお祭りにも行っていただくことをお勧めします。

わたしが感じたように過去、今、未来を考える機会になると思います。

これは、ディズニーランドやUSJでは体験できません。

また、別荘を所有される方が別荘周辺エリアの小さなお祭りに参加されることは地域貢献にも繋がりますし、何より同じ地域の方と観光客とは違った交流ができます。

辰野町のほたる祭りでは、どこでも見かけるような一般的な屋台も沢山出ていましたが、地域の人たちが出店している店舗や催し物もありました。

高齢者も多いのでセッティングなど苦労している様に見受けられました。勇気はいりますが、小さなことでも協力を名乗りでると、たいへん喜ばれること間違いありません。地元の方たちと新しい出会いも生まれて、お祭りを今まで以上に楽しめるでしょう。

「信州辰野ほたる祭り」の幻想的なホタル

童謡公園(どうようこうえん)で撮影したホタルの映像

訪れた2025年は例年の5倍ほどホタルが出ているそうです。

ホタルの光が織りなす幻想的な世界に感動しました。

あとホタルというと『火垂るの墓』を思い出してしまい、心臓がギューと締め付けられる気持ちにもなりました。未だに世界ではあちこちで戦争をしていますね…

注:野坂昭如(のさかあきゆき)の短編小説を原作とするスタジオジブリ制作のアニメ映画

「信州辰野ほたる祭り」はかなりお勧めです。お祭り自体は8日間となりますが、お祭りの期間外でも6月いっぱいはホタルを 見ることができます。

信州辰野ほたる祭り

蛍雪之功(けいせつのこう)という有名な四字熟語がありましたね。

ホタルの光と雪明りで苦労しながら学問に励む意味

目が慣れてもぼやっとしか周辺が見えなかったので、文字を書いたり読んだりするのは難易度が高いと感じました。

そんなことも、ほたる祭りに来なければ考えることもなかったでしょう。

良い思い出になりました。

童謡公園

おしゃれなお店も発見しましたので紹介します。

「月夜野こまもの店」

コーヒー中毒の身としては、地方のカフェに入るのも醍醐味のひとつです。

※小麦が苦手な方には嬉しいグルテンフリーのマフィンとワッフル

仕事柄、地方に出張する機会が多いのですが、おしゃれなカフェの出店が目に付きます。

20~30代の若い方が経営しているケースも多く、話を聞くと地元の人は少ないです。

街に魅力を感じて、移住してご商売を始めるという感性と行動力は素晴らしいと思います。わたしにはとてもできないので尊敬しますね。

こういった力が集合体となり、人が集まり、商売人が儲かっていくと地域も潤っていくきっかけになるかもしれませんね。

今回、別荘所有者と地域のお祭りとの関わりについて、私の考えをお伝えさせていただきました。

別荘売却ナビは、地方の活性化が別荘の魅力に大きく影響すると考えています。

今後もいろいろな地域のお祭りや特性をお伝えしていければと思っています。

別荘売却ナビで紹介して欲しいお祭りなどのイベントがありましたら、情報をお待ちしております。

この記事の監修者

株式会社ミライエ

任意売却を中心に3,000件以上の実績
不動産競売流通協会 第1位
テレビ出演経験あり(ビートたけしのTVタックル出演)

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